薀蓄たれ

2003年2月22日
酒を飲んでいると、結構中途半端な度数の酒に出会いますな

47.3度とか、50.5度とか


日本の酒は%(容量%)で表示しますが、もう一つ「プルーフ(proof)」でも表しますね

このプルーフには米国式と英国式の2種類が在り、アルコール度数が100%でそれぞれ、200プルーフ(米)と175プルーフ(英)になります

で、このプルーフ表示なら、切りの良い数字になるんじゃないかと

容量%  米proof  英proof
47.3   94.6   82.8
50.5  101.0   88.4

・・・・なりませんね^^;

あ、でも、101proof(米)ってのは、酒税が関係してるって聞いたことありますね
税率が変わるのが100proofからで(製造当時)、誤差や変動に対応するために、1上げて101proof
ま、バイクの排気量なんかと同じ考えですな


しかし、47,3%の方が説明付かないんですよね


色々調べてみたんですが、全然説明が付かないんですよね・・・
一番納得できたのが、『英国人だから』でした(笑)

さて、もう一つ気になっていたのが、「英国式プルーフは何故100%で175proofなのか?」
これは調べが付きました


〜イミダスより〜
摂氏10.6度の温度で同じ容積の蒸留水の13分の12の質量の蒸留酒(アルコール濃度 57.1度に相当し、プルーフスピリットという)を100プルーフとし、これが何%含まれているかによってアルコール含有量を表す


何故13分の12かは分かりませんがね・・・
これで100%→175proofになったのは偶々なのかな?
それとも、他に意味が在ったりして・・・


ちなみに単位の由来は

比重計などの計器がなかった時代
アルコール濃度がちょうどよいことを証明(Proof)するために、火薬と等量混ぜて火を点け、燃える状態によって判断したところから始まったと言われている。

だそうです


普段何気なく見過ごしている度数ですが、色々気にしてみると面白いもんですな
ちなみに、「そんなの気にするのはお前位だ!」ってツッコミは受け付けて居りません(笑)

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