事故してみました その1
2002年10月16日連休明けの火曜日
まるでそれが平日の定番だと言わんばかりに今日も石の仕事
更には朝方、派遣先の営業から「ウチの社外要員としてメンバーに入れておくから宜しく♪」とか言われるし・・・
これで今後も石関係の仕事が連発するんですかね・・・
10月15日
運命の日(笑)はこうして憂鬱な気分で始まった
汐留地区に建設中の某M下電工本社ビル
この現場に入るのは今回で三度目
今日は以前倉庫で扱ったでっかい石材の搬入があるらしい
取り敢えず来たものを置く為のスペースを作るべく、ハンドリフター(通称ハンド)と呼ばれる台車で仮置きしてあった石材を移動
この石材ってのが1枚20〜数十キロなんですが、大体十数枚まとめてパレット(台)に載せてあるから重いんですよ
ま、台車はジャッキアップ出来る構造になってるし、平らな所を移動させるのには全然力は要らないんですけどね
ただ、当然慣性は有る訳だし傾斜が有ったりすると滅茶苦茶大変だったりするんですよ
実際に周りの助けを求めなければ傾斜を上れない時も有ったしね・・・^^;
そんなこんなで場所を確保できたのが4時少し前
急がないと今日中に終らないですね・・
午前中にトラックから仮置きした所から建物の入口まではフォークリフトで移動
建屋の中はハンドを使って人力で移動です
今回扱ってる石材(板状)ってのは、平積みすると運搬中の振動で割れてしまうから石材用のパレットに立て掛けてあるんですよね
石の高さが1.4m位で、パレットとハンドの高さを合わせると身長と同じ位
ナカナカ壮観です
あちこちの置場に運んでいると、トラブル発生
押しても引いてもハンドが進んでくれない
どうやら車輪が床の窪みにはまってしまった様である
こうなるとちと厄介である
相方が前から引っ張り、自分が後ろから押し、「せーの!」で移動させる
『慣性の法則』と言うものをご存知だろうか?
外力を加えなければ、物体はその運動量を保持し続けると言うヤツである
さらには、運動量の変化は加えられたベクトルの合成により導かれる訳である
それらの事を、石材はまるで自分達よりも博学だと言わんばかりに証明してくれた
即ち、後方への転倒という形をもって・・・
目の前で物が倒れた時に人はどのような反応を示すだろうか?
状況にも寄るだろうが、逃げたり、あるいは支えたりするだろう
自分の場合は思わず支えてみた
しかし、考えてみて欲しい
高さが1.4m、横幅はそれと同じかもう少し有る(厚みは3cm)石板である
重さは少なく見ても150kgは有ろう
しかも、それが1枚だけでは無く5〜6枚は有るのだ
とても人間の支えきれる重量では無い
倒れた角度が浅いうちであれば或は支えきれたのかも知れない
しかし、今回は姿勢を低くしていたのが災いしてそれには間に合わなかった・・・
『今逃げなければ死ヌ』
そう判断し、そのまま真後ろに逃げた
しかし、石板は勢いをいや増して倒れてくる
逃げるさかち!
迫り来る石板!!
爽やかな秋空の下、汐留の操車場跡地に緊張が走った!!!
−−次回に続く−−
まるでそれが平日の定番だと言わんばかりに今日も石の仕事
更には朝方、派遣先の営業から「ウチの社外要員としてメンバーに入れておくから宜しく♪」とか言われるし・・・
これで今後も石関係の仕事が連発するんですかね・・・
10月15日
運命の日(笑)はこうして憂鬱な気分で始まった
汐留地区に建設中の某M下電工本社ビル
この現場に入るのは今回で三度目
今日は以前倉庫で扱ったでっかい石材の搬入があるらしい
取り敢えず来たものを置く為のスペースを作るべく、ハンドリフター(通称ハンド)と呼ばれる台車で仮置きしてあった石材を移動
この石材ってのが1枚20〜数十キロなんですが、大体十数枚まとめてパレット(台)に載せてあるから重いんですよ
ま、台車はジャッキアップ出来る構造になってるし、平らな所を移動させるのには全然力は要らないんですけどね
ただ、当然慣性は有る訳だし傾斜が有ったりすると滅茶苦茶大変だったりするんですよ
実際に周りの助けを求めなければ傾斜を上れない時も有ったしね・・・^^;
そんなこんなで場所を確保できたのが4時少し前
急がないと今日中に終らないですね・・
午前中にトラックから仮置きした所から建物の入口まではフォークリフトで移動
建屋の中はハンドを使って人力で移動です
今回扱ってる石材(板状)ってのは、平積みすると運搬中の振動で割れてしまうから石材用のパレットに立て掛けてあるんですよね
石の高さが1.4m位で、パレットとハンドの高さを合わせると身長と同じ位
ナカナカ壮観です
あちこちの置場に運んでいると、トラブル発生
押しても引いてもハンドが進んでくれない
どうやら車輪が床の窪みにはまってしまった様である
こうなるとちと厄介である
相方が前から引っ張り、自分が後ろから押し、「せーの!」で移動させる
『慣性の法則』と言うものをご存知だろうか?
外力を加えなければ、物体はその運動量を保持し続けると言うヤツである
さらには、運動量の変化は加えられたベクトルの合成により導かれる訳である
それらの事を、石材はまるで自分達よりも博学だと言わんばかりに証明してくれた
即ち、後方への転倒という形をもって・・・
目の前で物が倒れた時に人はどのような反応を示すだろうか?
状況にも寄るだろうが、逃げたり、あるいは支えたりするだろう
自分の場合は思わず支えてみた
しかし、考えてみて欲しい
高さが1.4m、横幅はそれと同じかもう少し有る(厚みは3cm)石板である
重さは少なく見ても150kgは有ろう
しかも、それが1枚だけでは無く5〜6枚は有るのだ
とても人間の支えきれる重量では無い
倒れた角度が浅いうちであれば或は支えきれたのかも知れない
しかし、今回は姿勢を低くしていたのが災いしてそれには間に合わなかった・・・
『今逃げなければ死ヌ』
そう判断し、そのまま真後ろに逃げた
しかし、石板は勢いをいや増して倒れてくる
逃げるさかち!
迫り来る石板!!
爽やかな秋空の下、汐留の操車場跡地に緊張が走った!!!
−−次回に続く−−
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