日曜の午後9時過ぎ
105のドアを開けるとカウンターには馴染みのO女史が一人
一つ空けた隣に腰掛け、別段会話をするわけでもなく、かと言ってお互い無視する訳でも無く静かに時を過ごしてゆく
慌しい平日に失った人間らしさを取り戻すかのようなゆったりとした時間
休日だけに与えられた贅沢なのかも知れない

時計の針が10時を指す頃に偶に顔を見る常連と、程無くして休日だけに現れる人がやってくる
『このまま顔馴染だけで静かに終るのかな?』と思いきや、立て続けに団体さんの登場
しかもその内の一人は「はぁ〜い!」と手を振りながら入ってくるし・・・

あのね、ここ居酒屋では無いんですけどね?

流石に見かねたのかナルミ君が入口で「店内で騒がないで欲しい」と注意しに行くと「レッドカードになったら出て行くからイエローまでは勘弁して」などと言ってきやがるし・・・
この手の客って飲み始めると厄介な事になるんだよね
案の定と言うかなんと言うか、途中何度もスタッフが「声を抑えてくれ」と注意しに行く始末
あのさ、いい大人なんだから店の雰囲気に応じた姿勢を取ろうよ

途中まで好い気分だったのが台無しになって12時前に退散

落着いた雰囲気のBarで飲むときは騒ぐのは止めようね
騒ぎたい時は居酒屋か騒いでも良いお店に行こう
ちなみに105の隣は騒いでも良いタイプのBarだぞ


・・・なのにナゼ騒ぎたがりは105の方ばかりに来るんだろうか?

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